お金のこと

母から受け継いだお金のネガティブイメージ

あれも取った、これも取った、大切なものをあげちゃった
そんなことが忘れられないんです。

こんにちは、かすみです。

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お金を取る私

前回の投稿で、私が子どもの頃、家計費の袋からお金を取っていたという話をしましたが
ドン引きですよね。

今思うと、お金についてはいろんな屈折したものが私の中にあるんだと思います。
大人になってからも、フリーランスになってからも、お金についてはかなり色々悩みました。

たぶん、子どもの頃に刷り込まれた何かが原因なんだと思います。

いまだに忘れられないんですが、私は小学校低学年の時、不思議な行動を取ったことがあります。
隣に座っていた、クラスでもおとなしめの子の筆箱に小銭が少し入っていたんですが、それを、悪びれもせず
「これちょうだい、いい?」
といって、自分の筆箱に入れてしまったんです。

その子は一応「うん」と言ったんですが、たぶん、私のほうが強気だっからだと思います。
「うん」て言わされたくらいのいきおいだったのではないでしょうか。

よく覚えていないんですが、それ1回だけでばなかったと思います。
「あれちょうだい、これちょうだい」って言っていたような気がします。

そして、ある時その子に、私が祖母に作ってもらって大事にしていた、
和服の着せ替え人形のセットを全部あげてしまったんです。

その人形は、リカちゃん人形を買ってもらえない私に、祖母が余り布で作ってくれた女の子のぬいぐるみで、ヘアスタイルは桃割れっていうんでしょうか、昔の幼い女の子の日本髪になっていました。

着せ替え用に、着物が何着かありました。
ほんとにリカちゃん人形のサイズで、今思うと、貴重な大切なものだったんですよね。

後から、あげてしまったことをめちゃくちゃ後悔しました。
あれも、小銭ほしさにあげてしまったのか、今となっては自分の気持ちも状況も思い出せませんが。

ただ、小銭を無理に取ったことと、大切なものを欲に負けてあげてしまったことは、今でも恥ずかしさと後悔で忘れることができません。

お金を取る母

前にもお話しましたが、両親は年中お金のことで喧嘩をしていました。

父は「小遣いを上げてくれ」といい、母は「お金がない、貧乏だ」というのが常でした。

5年生の時に、大きな一戸建てを建てて引越し、ピアノを習っていたりもしたので、そんなに貧乏だったのか疑問なんですが、母的には、どうにかまとまったお金を株に回したかったようです。
株式市場新聞を取り、短波放送を聞くのが母の日課でした。

母方の親戚は、結構な額のお年玉をくれたので、父方と合わせると、毎年10万円近くになっていたのですが、母の
「貯金しておきなさい」
のひと言で、そのお金は消えていきました。

自分の通帳なんて見たこともありません。

だいぶ大きくなってから、そんな事情を知った親戚が、本来のお年玉とは別に
「お母さんに内緒ね」
と言って、お金をくれるようになりました。

もらったお年玉を自分で管理するようになったのは、高校生くらいになってからではないかと思います。
これはちゃんと覚えていないので、なんとも言えませんが。

いつの間にか、私は、母の前ではお金を持っているふうにしてはいけないということを学んだ気がします。

私が社会人になってからは、いつも
「貯金しなさいよ」
「お金がたまったら、お母さんに預けなさい、増やしてあげるから」
というのが口癖でした。

離婚して両親と同居しているころ、母が株で増やしてあげるからというので、10万円を預けたことがあったんですが、数年後に
「預かってたやつ返すわ」
って言って、証券会社の書類など諸々が返ってきたんですね。

口座の残金は2万円でした。

私も馬鹿ではないので、株というのは、うまくやらなければ減るというのはわかります。

ですが、親なら、私なら、子どものものを預かったなら、減らして返さないよなと思ったので
「信じられない!最低!」
って言ったら、

「何言ってんのあんた、大丈夫?
 株なんだからそんなもんよ」
と言われちゃいました。

いや、もう、これは親としての意識の違いなので、言ってもしょうがないんですけど…

なら、10万円になるまで続けといてよって思いますよね。
私が間違ってるんでしょうか?

母はもう何十年も株をやっていて、昔は新聞とラジオでしたが、最近では、市場が開いている間はずっとネットに貼りついています。
そして、それを仕事だと言っています。

仕事なら、年収いくらかにはなってるのかと思いますが、それでも常に「お金がないお金がない」と言っています。

実際のところどうなんだか、私にはわかりませんが、昔私たちが住んでいた家を売ったお金が数年のうちになくなったらしいので、憶測ですが、負け続けているのではないかと思います。

叔母は、
「ああいってるけど、ちゃんと貯めてると思うよ」
と言っていますが、どうなんでしょうね。
お葬式代くらいは貯めておいてほしいです。

株は母の「おもちゃ」

私が離婚した時、当時は持っていたくなかったので、婚約指輪を母に預かってもらっていました。

フリーランスになってどうにもこうにも行かなくなった時に、その指輪を売ろうと思って、母に「返して」と言うと、なんやかんや理由を付けて返してくれなかったんです。

まさか売っちゃった?
と一瞬よぎりましたが、ちゃんと持っててくれたみたいで、父に言って大騒ぎしてなんとか返してもらいました。

私がどうしてここまで母を疑うのかというと、一応、理由があります。

娘に万引きさせる母親

小学校6年生くらいのことだったと思います。
母方の親戚と、ちょうど中間地点の観光地へ旅行に行った時のことです。

途中で雨が降ってきたので、傘を買おうと売店へ行きました。
傘は置いてあったんですが、お店の人がなかなか出てきませんでした。

傘を握りしめて、店内をウロウロ見ていたら、店員さんが出てきました。
私よりも先に叔母達が何か買って、会計をしていて、その後で私も傘を差し出そうと
「あの、これ…」
と言いかけた時、母がそれを無言で静止して、顔をクチャクチャとしかめて「黙ってろ」と私に伝えてきました。

「えっ???」

と驚いている間に、全員お店から出て、私は傘を持ったままでした。

万引きです。

子どもに万引きさせたんです。

私は固まりました。
傘を返しに行けば母に怒られるし、誰かに言えば母が悪者になります。

結局そのまま傘を持って帰ってしまいました。

お金のためなら、子どもにそういうことさせるんだ!

それは衝撃でした。
あの時の母の目くばせした時の嫌な顔は、一生忘れないと思います。

でも、一応母の擁護をしておきますが、基本的に、母はいい人なんです。

家を建てる時に、父の親が援助するというのを断ったらしいですし、父も言っていましたが
「お金がないお金がない」と言いながら200万くらい貯金していたこともあったと言っていました。

時々、変な母が出てくるんですよね。

時々信じられないことを口走ったりして、翌日には覚えていなかったりするので、その辺は、病気なのではないかと思います。

なので、弟を殴っていたことも、覚えていないのかもしれませんね。

そんなこんなで、私にはお金にまつわる嫌な思い出がたくさんあります。

お金に対する悪いイメージ

「お金持ちは悪いことをしている」とかいうように、お金に対する悪いイメージを持っている人が日本人には多いと聞きます。

そういうイメージを持っていると、お金が稼げない、お金が離れていくのだそうです。

私の思い出も、そういうたぐいの、悪いイメージになるんでしょうか?

私自身はお金は稼ぎたいですし、お金を稼いでいる人が悪どいことをしているなんて思っていませんが「お金を持っていると母に狙われる」という意識はあるかもしれません。

でも、どちらかというと、両親にお金を取られたくないというよりは、思いっきり稼いで、快適な介護を充分受けさせてあげたいと思っています。

私自身が介護するのは厳しそうですが、せめてかわいそうな状況にはしたくないと、勝手なことを思っています。